天童よしみ - 歌詞一覧 - 4ページ目 - 歌詞Tube
小雨がこの胸にそぼ降る夜は
眠たくなったの母さん
波の背の背にゆられてゆれて
春には柿の花が咲き秋には
まぼろしの影を慕いて雨に日に
風に吹かれてたたずみながら
涙じゃないのよ浮気な雨に
ああふるさとの香りに誘われて
オレが生まれた
流行りのものには縁もなく
北の港は冬ごもり
日に焼けた畳にあんたの
壁ぎわに寝がえりうって
知らず知らず歩いて来た
関東一円雨降るときは
母は来ました今日も来た
はじめは誰も脆い種
どんなにあんたを
北の酒場通りには長い髪の
あなた変わりはないですか