五木ひろし - 歌詞一覧 - 10ページ目 - 歌詞Tube
廻し合羽も三年がらす意地の
蝉は三日で蛍は二十日
川は流れてどこどこ行くの
小さい花にくちづけをしたら
啼くは霧笛か海鳥か
どんな花でも芽を出して
水戸を離れりゃ松戸へ十里
海が母なればこの空は父の
家のない子のする恋はたとえば
バラが咲いたバラが咲いた
ちいさな生命が生まれたとき
グラスのお酒にため息ついて
どこの姫かなお駕籠を降りて
橋の向うは夕映えが遠く
この世の中の吹きだまり
つらい別れがあるのなら
おまえが流した涙の
港の明かりがゆらゆら
この街に帰って来たと風の噂で
手あぶり火鉢があった頃