交わる空の色鮮やかに
栗色の髪をゆらして君は僕の
花散る風の中で手のひらを
あなたの髪あなたの指
叶わないと知っていても
風が通りすぎる道をそっと
秘かに降り出す午後の
太陽の階に届くような
まだ遠い少年の頃
最後の荷物をかたづければ
冷たい夜に紛れ服を着替える
ゆるやかに風の色がさめてゆく
遠く離れて暮らすことが
黄昏に解き放たれた夜の波
So many time I've tried大切に
窓際にもたれて見下ろす街を
マゼンタに染まるデッキに
ダテに決めたスーツの胸に
Get back to the Love He will
夏の香りが消えかかる街で