石原裕次郎 - 歌詞一覧 - 6ページ目 - 歌詞Tube
夏の陽を浴びて潮風に揺れる
空に心があるんなら
海峡の空を星がひとつ飛んで
夏がまだ終らないのに
なんでもない様に街角で
バラ色の夢に吹く真っ黒い
暁靄を衝いて剣を振ってたら
草山の草に腹這い
橇の鈴さえ 寂しく響く雪の
泪拭きなと背中を叩く
淡い雪の煙りがくるりくるくる
南の空が赤くゆらめき新しき
紅い野薔薇がただひとつ
そっと出逢ったあなたとわたし
せくなさわぐな天下の事は
逢えなくなって初めて知った
白く凍てつく北の海辺を
凍てついた海を越え俺はやって
酒は涙か溜息かこころのうさ
静かな雨に濡れて来たから