石原裕次郎 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
愛はことばなどで云いあらわせ
寂しくていつまでも
ゆうべあいつに聞いたけど
あいつはあいつオレはオレ
俺のこころにお前の愛が思わせ
空に心があるならば
暗い過去をひきずりながら
ひとりぐらしに幸せはない
逢えてよかった達者でいたか
夜風が二人をのぞいて行った
ああ白い翼が走るああ
道に迷った旅人が青い駒鳥に
青い背広でこころも軽く街へ
青い満月教えて呉れよ
唇よせればなぜかしびれる
果てなき銀嶺仰ぐとき
俺は想う海の彼方を
アカシヤの花の下で
俺の恋をのせて海のかなたに
いま頃どうしているのかしら
呼んでみたって泣いたって
夢をなくした奈落の底で何を
潮風になびく髪をそっとおさえ
心あかるく生きるから
風はきままに吹いている
花のよそおい美しく匂うそよ風
島の入江に雨がふるなごりの
およばぬことと諦めました
並木の雨のささやきを酒場の
雨よふれふれなやみを流す
俺らはドラマーやくざなドラマー
風にのってきこえる男の唄
赤い夕陽に燃えている俺の心と
淡雪のやさしい影よ眉を
生命に終わりがある
いつも二人で幸せだけを
雨が冷たい都会の夜も
帰るのねこんな夜更けに
過去なんてどうでもよかった
海の男が海を捨て
海よ空よヨットよ俺の恋びと
海よ恋をしよう海よ恋を語ろう
暗い浮世のこの裏町をのぞく
男なら男なら恋にゃ泣いても
あばれ香車ならどろんこ桂馬
丘を越えて行こうよ真澄の空
逢いたい気持がままならぬ
空は涯てなく沈んでいても
秋が匂うこの湖の水底に
人はやくざと言うけれど
好きなンだ好きなのに
男いのちの純情は燃えて
おいらが歩けばおいらの背中に
夕日の岬でお前を呼んでみた…
白波寄せる渚に佇み
久し振りねとうしろから
窓辺の海は日暮れて
きれいになったねあのころよりも
さびしい顔に紅をさし微笑って
酒に海鳴り染みる八戸で
夕陽とかした海に染められて
命かぎり愛してみても
思い出せば悔しくて眠れない
桟橋の靄のかげに
遅くならないうちに今日は
赤い灯青い灯ともる街角に
酒は好きだが喧嘩は嫌やだ
霧が流れてむせぶよな波止場
何処へ行くかときかれても
こんなに別れが苦しいものなら
京都大原三千院恋に疲れた
霧の海峡越えて来た
海鳴り聞いてた君初めてあわした
優しく肩を抱かれてみたい
まぼろしの影を慕いて雨に日に
おてまりトントントンひとり切っては
雪になれなれ海にも積もれ
涙じゃないのよ浮気な雨に
春とは名ばかりの凍てつく
追憶のすき間からこぼれるあかり
古いさびれた桟橋を渡ればつづく
歳月の流れを知らないふりで
おきき瞳を閉じて波の音がする
たどりついたら岬のはずれ
希望という名のあなたを
宵やみせまれば悩みは果なし
あなたをほんとはさがしてた
恋よ恋よ どこへゆくもえてもえて
雨ふれば雨に泣き風ふけば
今日でお別れねもう逢えない
涙じゃないよと言いたいけれど
ためいきついてもしかたない
誰か待ってて呉れそうな
おい、真夜中の銀座って、
心の底までしびれる様な
心の底までしびれる様な
たそがれゆく銀座いとしい街よ
おとな同士さ俺とお前の仲
いまでは指輪もまわるほど
君も覚えているだろ
夏の陽を浴びて潮風に揺れる
空に心があるんなら
海峡の空を星がひとつ飛んで
夏がまだ終らないのに
なんでもない様に街角で
バラ色の夢に吹く真っ黒い
暁靄を衝いて剣を振ってたら
草山の草に腹這い
橇の鈴さえ 寂しく響く雪の
泪拭きなと背中を叩く
淡い雪の煙りがくるりくるくる
南の空が赤くゆらめき新しき
紅い野薔薇がただひとつ
そっと出逢ったあなたとわたし
せくなさわぐな天下の事は
逢えなくなって初めて知った
白く凍てつく北の海辺を
凍てついた海を越え俺はやって
酒は涙か溜息かこころのうさ
静かな雨に濡れて来たから
始めてひらいた恋の蕾よ
うら街の暗いネオンに
砂山の砂を指で掘ってたら
別れの夜を残り火の恋の炎で
髪の先まで夜露にぬれて
月影に残雪冴えて山は静かに
もう少し歩いてさよならしようね
秋の夜は更けて
汐の香にむせぶ夏の日も
春を愛する人は心清き人
真綿色したシクラメンほど
何を!喧嘩ならもって来い
涙ぐんでる上海の夢の四馬路
春も逝くのだふたりも別れよう
恋に生きたらどれほどよかろ
なんぼ阿呆でも生命はあるで
男と女のつきあいは
白樺に白樺に風の吹く朝
白樺の白樺の映る湖
知りすぎたのねあまりに私を
知床の岬にはまなすの咲くころ
火を噴く山を見上げたら
汽車に乗る時に俺の肩に
白い花が咲いてたふるさとの
君はおぼえているかしらあの
この道のはるか彼方の
俺たちに明日はないあるのは
やると思えばどこまでやるさ
泣くな妹よ妹よ泣くな泣けば
背のびしたとて見えるじゃないに
「青春とはなんだ」流れる雲に
友よ暁の風に立て上げ来る
化粧の後のかがみの前で
それぞれの人生に疲れることは
アドリブの冴えたジャズメンが
夜が冷たい心が寒い渡り鳥
清水港の名物はお茶の香りと
花摘む野辺に日は落ちて
今はもう秋誰もいない海
哀愁のライトがにじむ重い心を
お前が泣けば俺も泣けるぜ
月がとっても青いから遠廻り
好いた女房に三下り半を
二人暮らしたアパートを一人
誰がつけたかあんなよい名を
露子露子−君の手紙を
天下を取る天下を取る天下を取る
雨だ霧だ嵐だ俺らの地球は
でっかい海を下に見てでっかい
真っ紅なドレスがよく似合う
暗い灯影を踏みながら
風が吹く風が吹く俺とあんたの
別れがつらいと泣いているよな
知らない街を歩いてみたい
時には母のない子のように
泣くな泣くなよ 俺の
利根の河原の舟宿は
離さないもう離さない
離さないもう離さない
逢うときはいつも他人の恋
元気を出せよとなだめた奴が
泣きはしないさ泣かないさ
啼くな小鳩よ心の妻よなまじ
さよならと言えずに泣くのはおよし
淋しい背中をたとえ丸めても
あともどり出来ぬ俺の人生は
古い日記のページには涙の
並木の路に雨が降るどこの
赤い夕日の波止場を出たら
泣いたらいいさ女は
涙はよせよ二人だけの
何とか言えよひとことさ
恋の未練を抱きしめて
海の怒りを知っているか君は
雲は悠々空を行く
花は何故散る何故風に舞う
愛する者の死顔に
どしゃ降りの町で拾った女は
昨日があって今日のない
空行く雲がお前にみえた
男はいつでも何処かへ行く
ひとりで寝る時にゃよォー
傷つけあうのがつらくって
夜明だ朝だ俺等の世界だ
なにも云わずにこの俺と
何だいありゃ何、風速40米?
昨夜不思議な夢を見た夢見て
もっとこっちへお寄りよ
君の横顔素敵だぜ
おどま盆限り盆限り盆から
これでおよしよ そんなに
ベッドで煙草を吸わないで
まだくちびるに紅もなく
寄せる波は俺のこころに
星の下で呼んだ星の下で
星の流れに身を占って何処を
ざっくりとわれた心の傷あとに
ホラホラこれが僕の骨だ
霧がつめたい香港の
ポプラ並木を歩いていたら
東京の街にも俺のよな
君に逢ううれしさの胸にふかく
なぜか忘れぬ人ゆえに涙
夜更けの町港の町
港町 別れ町 未練にけむる町
言葉にならない淋しさ抱きすくめ
船が出る朝の口笛耳にしみ
おまえのいとしさを連れて旅に
背のびして見る海峡を今日も
長崎…出船おいかける小雨
時の移ろいは悲しみを
ああ今日もまたむなしく暮れて
あきらめましょうと別れてみた
野火の煙がゆらぐ丘に小雨が
もずが枯木で鳴いている
雨の降る夜は心もぬれるまして
雨が上がれば虹が立つ
誰にも知られずに日暮れに咲き
夕陽の丘のふもと行く
川の澱みに石を投げる
あゝ愛されてこのまま散りたいと
春よたとえばおまえは
夜明けのうたよあたしの心の
水の流れを忘れた川に
抱きしめていたら
別れてもまためぐり逢う
どこに居るのかマドンナ・マリヤ
夜霧にむせんでだきしめあった
青い夜霧に灯影が紅いどうせ
寒くはないかい夜霧にぬれる
愛しても愛しても愛しきれない
しのび逢う恋をつつむ夜霧
よこはまたそがれホテルの
愛しあってもかなわぬもの
足音が聞こえてくるぜ
月のない夜の渚に
星はまたたき夜ふかく
多分生きているかぎり
旅立つ人の睫毛に凍る
七色の虹が消えてしまったの
散りゆく恋のうしろ姿
旅立ちには手を振れない
LONELY NIGHT LONELY
嵐吹くから荒さぶから
遠ざかる季節をおしむ様に君は
別れの言葉は小雨の花か
小雨の港横浜ハーバーライトに
鏡に映る わが顔に
海の男は行く 強者は行く
泣きなよ泣きたけりゃお前が
抱いてやりたい 燃えてもみたい