加藤登紀子 - 歌詞一覧 - 5ページ目 - 歌詞Tube
あああの人と別れた夜は
どこまでも遠く果てしない
まっすぐあなたを見つめたい
こんな時間に電話をかけて
遠い昔とおんなじ蒼にそまる
細い露地をまわれば夢の中
髪のみだれに手をやれば
柳につばめはあなたに私
雪の白さよりもっと白く咲いて
朝の光がさしこむ前に
あれからぼくたちは何かを
星はまたたく夜ふかく
人生はロンドまわるまわる
途に倒れてだれかの名を
ひとつ日が暮れてふたつ船が
鏡に映るわが顔にグラスを
島の風にこの身を吹かれ
こんな日があったことなど
海の広さのただ中に赤い
マッチを擦ればおろしが吹いて