谷村新司 - 歌詞一覧 - 6ページ目 - 歌詞Tube
化野をぬけて清滝へ向かう
旅に出るなら雨の日が
唇から流れ落ちた一筋の赤が
ひとしきり肩濡らした冬の雨
爪のない白い鷲が大空を
人もまばらな
空を染めてゆくこの雪が
徹夜続きの捜査の途中で
通夜の夜には不釣合なほど
洒落た服を着て洒落た言葉
泣いて涙が枯れるなら
世界がまわるまわるグルグル
くもりガラスの朝の駅
月は西の空に星達は
旅立つ朝駅のすみで
あー逢いたくて君に逢いたくて
見知らぬ町の見知らぬ人よ
例えば明日にもこの世が
いつもと同じ一日が
夜の海を越えて