大川栄策 - 歌詞一覧 - 3ページ目 - 歌詞Tube
あなたが浴びる湯の音が
縞の合羽が越え行く峠
都会の水のしょっぱさに
風にふるえる赤提灯で
お酒じゃ誰にも負けないと
酒は涙か溜息かこころのうさの
くもりガラスを手で拭いて
末の妹の秋子も二十才とうに
泣いて渡った橋もある
風に追われるように街を歩いてる
天は一つよ道理も一つ
初恋の涙にしぼむ花びらを
浅葱色した紬が似合う
まっぴら御免なすって
まるでお前の涙のような
名残りの桜がはらはらと寄り添う
所帯を持ったその年に連れ合い
僕がこころの良人なら君は
ひと目あなたに逢いたいと
今日も誰かが泣いている