水森かおり - 歌詞一覧 - 4ページ目 - 歌詞Tube
小雨に濡れる浜撫子の
南国土佐を後にして都に来て
いつも女は泣くために
哀しみ色の想い出捨てに
ハーハワイみどりの夜
愛の終わりを仕草で知った
春は桜の薩摩路を行けば涙が
空は晴れても心が寒い
恋にやつれた襟元に
おんなの胸の面影は
ひとつの蛇の目に寄り添えば
北へ行こうかそれとも西か
涙どんなに流してみても
雨に散りそな花びらに
雨の日風の日あるけれど
女のいのちが花ならば
これが最後のふたりの旅と
愛をなくした心のように空は重たい
格子戸をくぐりぬけ見あげる
白い浜辺をひとり歩けば