伍代夏子 - 歌詞一覧 - 3ページ目 - 歌詞Tube
月を映した湯舟に
傘に隠れてふく涙
雨降るオランダ坂に
髪が乱れる裳裾が濡れる
かたちばかりの三三九度と
連絡船からふらりと下りて
指をまるめて覗いてみても
幸せになってねと夢のまにまに
あなたと肩を並べて飲んだ
心のなかで死なせた恋を
ひとりは冷たいこの世でも
ひとりでは漕げない沖も見えない
人という字に
愛のささやき聞くときの
交わす目と目のひと目惚れ
殿方の人はいいですね
惚れた男は気ままな夜風
別ればなしがいつ出ても
燃える西陽を浴びながら
指を咬んで声しのばせて