荒れ地に聳える古城の上
心の奥で静かに湧き出てる
時は奏でる陰鬱な大時計
冬の蕾花咲く頃空の色は銀に
寄り添う花びら双つふわふわ
最期の蝋燭が咲く夜鏡に堕とした
失いし生命のlibido無に還る
硝子の瓶にやさしい朝が
un deux trois un deux trois
いと短きに我が命御霊と成りて
優雅な身の熟し小さな迷路の
薔薇の薫る屍櫃にいまも静かに
毒を秘ませたザクロの実は
存在の意味を読み解いても
叫べ獅子の如く退け脱兎の如く
闇夜に照らす炎映り込む
願いし平和その先に本当の
Be in the grip or Death.Jesus!
透明な心は淋しそうで
出でし扉の聖なる使者よ