原田悠里 - 歌詞一覧 - 3ページ目 - 歌詞Tube
紅い椿の花咲く季節
木枯しがヒュルヒュル泣く夜は
何かひとつの言葉でも
ふたりで歩く雨あがりが好き
雨にうるんだ赤い灯が
甘えた分だけ苦労をすると
母のやさしい手枕で
雪見障子に赤々ともれるかがり火
そっと襟あし撫でてゆく
逢いに来ないで死ぬ気で
赤い鞄には手書きの譜面が
能登から涙が追いかけて
眠れないほど悲しい夜に
倖せだったら女がひとり手酌で
雪また雪に みちのくは
港桟橋埋め尽くし雪が
流す涙がお芝居ならば
遅い春でも 根雪は溶ける
湯島通れば思い出す
この俺捨てて行くのかと