音羽しのぶ - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
磐越線に揺られて着いた
子供達が巣立ったら旅行に
苦いばかりの酒なのに
北の海原時化てはいても
肩が触れあうただそれだけで
切り花一輪グラスに挿して
碓氷峠を夜明けに越えりゃ
よしなよしな夜も更けたから
夢の纜綱心の帆綱千代に
女のいのちの黒髪で男ごころを
夢のはかなさ孤独の寒さ
佐渡へ佐渡へ訪ねりゃ
小窓にうつる街の灯が
いろはに組の看板むすめ
あれをごらんよごらんよあれを
群れ翔ぶカモメを引きつれながら
女の垣根は男の風で
ふとした優しさにひかれあい
あなたと別れてもう二年
花のいのちがかがやくときは
昔の彼に逢うのなら
霧に抱かれたお山のように