野中彩央里 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
一人旅して来たはずなのに
あなたの写真引き裂けば
春の名残りか
おんな細腕 夢八文字に
髪をおろして足袋を脱ぐ女ごころ
死ぬか生きるか沈むか浮くか
川の狭霧が 深くなる
郡上八幡おんなが燃える
砕ける波のざわめきは
海を渡ればいにしえの町
ダメねダメね私ってだめなのね
私も泣いてあなたも泣いて
逢えますかこの街であなた
お岩木山から紅葉の帯が
鴎おまえは
男涙を 噛みしめて
名瀬の港に南風吹く頃は
忘れてあげる忘れてあげる
雨に打たれて身を染める
意地の火の粉は男の花だ
忘れてくださいわたしのことは
泣いて泣いて見送るあの船は
月があなたの面影つれて
藍染めぼかしの雪のれん
吹雪の夜にバスに乗り
あなたとふたりで帰ってゆきます