遊佐未森 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
小さな川に沿って歩いてゆく
明日のシャツに迷ってるだけで
やがて雨の庭に光が射して
あなたの瞳にその家を見つけた
真夜中に青い靴ボクは走って
I'll remember
甘く咲き初める花の香り
風に吹かれて木の葉は踊る
セコイアの木の上に暮らす
Ring the bell and dream
夜明けのバスの窓辺
青が満ちる水平線まで
ひとり言小さくつぶやいて
焼けた道の上で
街中輝く夜に包まれて
朝窓を開けたら
庭先で数えきれぬほど
テーブルにのびた日射し
離れてた二人の道思い出が
どこかで声がする誰かの
君に送る手紙水の上に綴る
あなたを映してる透明な硝子は
夕映えの空に白い坂道
晴れた空そよぐ風港出船の
春の馬車が来る淡い夢を
雨あがりの夏空雲をひとつ残す
雲がゆく雲がゆくアルプスの牧場
星よりひそかに雨よりやさしく
ふざけあって歩いたいつもの帰り道
笑い合った楽しい日々が振り向く
日曜日光る昼下がりひんやりと
何もしないで何も言わないで
大切なものはみんな胸の
君は空に憧れて
失くしたものを探しに行くよいつか
オレンジ太陽青いつばさ
川は流れてゆく
君のてのひらから生まれてきた
淡い光を越えて時間を滑り出して
星屑がこぼれる丘の上に
あの娘可愛いやカンカン娘
高い星の輝きが欲しくて君は
石を投げたくなって川原に下りたら
クレチマスの垣根沿いに
大きな木の下ではじめてクロに
生まれた街はあどけない
夏も秋も春も友だちのままで
北風の海は人影もなくてマフラー
傷が治ったら飛び立ちなさいと
いのち短し恋せよ少女
君の歌う声が今も胸に響いてる
桜の花びらを両手で受けながら
花びら映し出す水面は
よく晴れた午後に泳いでる
そのお皿の上には
どこからか懐かしい君の声
水に踊るサカナ陽差しを浴び
最後のベルが僕を汽車に運べば
晴れた空にはシャボン玉隣り町
みどりの風もさわやかににぎる
君がみ胸に抱かれて聞くは
夏には草で冬には雪で青い窓辺
川の流れに逆らってびしょ濡れ
ひとつふたつ夜空を描いてゆく
また逢えるそんな気がしてたら
やけにはしゃいで通り過ぎてく
君はまるでシャボンのような
五月の庭ではだしになって
小さな桟橋は琥珀の海へと
雲のない青空は
月がとっても青いから
冷たい風のテラスでため息ついてる
ネコザメの赤ちゃんはサメでも
月夜の晩にボタンが一つ
ときどきum聴こえることがある
君の声が聞こえるように
もう帰ろう日暮れてゆくよ
帰り道自転車は
まだ明るい空から雨が降る
今その目の中見えるよ輝く無数
夏草に埋もれた線路は錆びた
空まぶしい日曜日
ねむの木陰であくびして雲を見
眠れぬ夜の庭ではなにもかもが
風吹けば君を想うよいつでも
星屑の広場に金色のハープを
切りたての前髪にすべりこむ言葉
可愛い蕾よきれいな夢よ
春の宵春に酔い星を数えて
言葉を探してた目に映る
きらめく風に乗って舞い上がる
虹色のアスファルト水溜り覗いた
どこまでも続くひまわり畑
広い空を駈けめぐる飛行機乗り
夢の淵でうとうとしていたら窓辺
ブルッキーのひつじのこと
柱時計はもう鳴らないね
ビルの街にたったひとつ
桜並木君と歩いたそんなこと
街路樹を歩いてゆく
街角に彼の靴が響けば暗闇は
朝もやの街角に鳥たちが啼き
午後の光の中で初めて君と会った
揺れる木立抜けて歩く水辺
あなたを待ってる帰って来るのを
雨上がり染まるなだらかな道
合歓の並木をお馬の背に
夜。しきりに砂糖をはこぶ蟻や、
やわらかな五月の風に生まれて
もし君が遠い川の底泣いてたら
ほろほろこぼれる
太陽キラキラリ
晴れた空の下をバスは山へと
いつか雪が降り始めて紛れそうな
泳いでゆく記憶を紡いではるか
君だけ永遠こころに誓うよ
散る花びらを胸に抱きしめて
赤いジャムのなかで
流れ星ひとつななめに落ちたよ
髪を切った思いきり短くうろこ雲