藤山一郎 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
青い背広で心も軽く
君を待つ風そよろと吹いて
丘を越えて行こうよ真澄の空は
若い生命のカレンダーを今日も
男いのちの純情は
君に捧げた純情の愛が女の
星見ればはろかに杳く
まぼろしの影を慕いて
紅い匂うあけぼのに若き我等の
情憬の丘に来て燃ゆる眸に
山の朝霧茜の雲が
今宵流れるメロディは
胸に悩みがあればこそ愁いがち
花の甘き香りに露も仄かな
春の日の風夏の夜風秋には
酒は涙か溜息か
月の沙漠をひずめに駆けて
愛と希望に身はきずつきて
雲もかがやけ青春の花は涙の
初恋の涙ににじむ花びらを
若き日の情憬を胸に擁き
鉄の小窓の夜嵐に凍る涙の
よせよよせよせ引っ込み思案
希望と愛に胸さわぐ赤き唇
東京娘の東京娘の初恋は
花咲き花散る宵も銀座の柳の
こよなく晴れた青空を悲しと思う
青い空さえ小さな谷間
懐かしや虹のふるさと旅に来て
恋のカナリヤ籠から逃げて
戦雲暗く陽は落ちて弧城に
夢みる瞳もかわい
なぜか忘れぬ人ゆえに
柳青める日つばめが銀座に