芹洋子 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
若くあかるい歌声に
赤い花つんであの人にあげよ
夕焼け小焼けの赤とんぼ
大空を見上げてごらん
雷鳥の涼しい鳴き声が
かあさんが夜なべをして手袋
夕映えの赤い陽にあわく咲く
つたの絡まるチャペルで
利尻の峰に夢があり歌声ひびく
うるわしき桜貝ひとつ去りゆける
ざわわざわわざわわ広い
北国の夏は短く青春の旅の
春を愛する人は心清き人
夏が過ぎ風あざみ
知床の岬にはまなすの咲くころ
春は名のみの風の寒さや
人は空より高い心をもっている
白い光の中に山なみは萌えて
雪の下の故郷の夜冷たい風と
誰かさんが誰かさんが
月の沙漠をはるばると旅の
はるかに海の見える丘月の
いまわたしの願いごとが叶う
古いアルバムめぐり
卯の花のにおう垣根に
人みな花に 酔うときも
夏がうれしくて森はさわいで
みかんの花が咲いている
もずが枯木で泣いている
遠い別れのさびしさに今日も
雪の降る街を雪の降る街を
別れても別れても心の奥に