石川さゆり - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
壁に描いたいたずら書き
赤い糸が見えますか
なんじゃもんじゃの弱虫キノコ
ビルが見える教室でふたりは机
添い遂げようと決めたのだから
ブーゲンビリア咲き乱れて
青い月夜の散歩道二人の
白いシャツ麦わら帽海の轟き
夏は過ぎ胸に残る唄ひとつ
港のはずれの紫陽花は今夜
汽車が出るまでわずか五分よ
あなたが帰るその淋しさに
あなたのことをいろいろ悪く
空見上げ歩いたら涙
隠しきれない移り香が
出雲崎から荒海見れば
波が鳴くのか海が鳴る
言いたいことがあるからと
闇にさえ桜は咲いて
連れ逃げてよ地の果てまでも
ウイスキーがお好きでしょ
咲くも花なら散るのも花よ
のれんしまってあなたのそばで
幼い頃からふりむけば
たどり着けばそこはいつか来た
帰りましょう日本海を背負って
雨の屋台の三三九度が
見覚えのあるレインコート
白山おろしの風にのり
雨の降る夜は人恋しくて
お酒飲まなきゃいい人
おおつごもりの年の瀬に
酔ったみたいと揺れながら
斜めに構えて見得をきる
秋の長雨にくさくさしますね
想い出しますかくれんぼ
蚊帳の中から花を見る
風の歌聴こえるこの街を歩いて
黒地に白く染めぬいた
白い牙むき出して大波が砕け散る
ちり紙につつんだ足の爪後生
愛の歓び花にしてかぎりを知らぬ
海が時化れば眠りも浅いまして
別れのしるしに
どこへ行けばいいの胸に雪が刺さる
雨が降るわ窓をぬらし
内緒ばなしよ占いさん
きみのこころは何色ですか
楚々と飲む心づくしの酒もあり
十五は胸を患って咳きこむたび
あの山越えてまだ見ぬ向こう側
幾重にも着重ねて色づく夏に
枕あかりに身を灼いてどこへ
銀河を砕くように桜散る
ふったふられたのってぐちゃぐちゃ
ボート一つで太平洋を
蒼く光る滑走路
手のひらに書く度ごとの
美しい国の四季は彩
春はあなたと花見酒
糸のほつれた人形や
コロリあっさりころころ負けて
私たち昭和から飛んできた
軒端の鉢植え紫蘭の花は
ジェラシー愛の言葉は愛の裏側
頬をそめたのはあなたのせいなの
これが最後と知りながら
渡る世間の冷たさつらさ
降りしきる雨の吐息に
好きだった好きだった嘘じゃ
心がこなごなこわれた私
寂れた町の浜辺にたたずみ
谷中銀座のお店屋さんに買物
心だけ下されば倖せだから
こんな哀しい別れでも
賑やかに笑って一生泣くのも一生
私これで帰りますと席を立った
あなたに逢ったその日のうちに
こんなところで逢うなんて嘘みたい
上野発の夜行列車おりたときから
ほろほろと泣きあかし
夕顔の花影にあなたを見た
強い化粧がくせになり
東京の屋根の下に住む若い
浮かぶも沈むもふたりは一つ
長崎名物はた揚げ盆まつり
出がけ半升上がって二升
夏はあまくすっぱい林檎飴
あなたの隣にくっついて
だまされましたと私が言えば
小雨にけむる山あいの
髪に飾ったあやめの花の
上手に口説いてくれたなら
夜明け間近北の海は
波止場しぐれが降る夜は
花のいのちが一日のびれば
夏の終わりの花火
真っ白な雪道に春風香る
朝だ船出だ錨を上げろ
南の風に誘われて旅立つ私を
ああ 私もう冬に
愛してなくてよかったと
襦袢の裾に蛍が止まる止まる
頼りないのとしっかり女房
あなたなしでも生きられるそんな
花は見るもの薫るもの
ペッパー警部邪魔をしないで
やさしさを求めてこの町まで
言葉に出したら心が逃げる
三日三晩の祭ばやしが
街を一緒に行くときは三歩
頬よせてあなた沈む夕日を
唐紅の彼岸花簪にして
咲いていいですか
待っていてください今しばらく
右に街の灯左に玄海
我は海の子大地の子
貼り紙ひとつで港の酒場に
勝った敗けたと世間はいうが
浮草ぐらしとあなたが笑う
メランコリックラブ
もういいかいまぁだだよ
谷中銀座の石段に$
いちばんお好きな場所は
契らぬ恋でも罪ですか
水と空が夕陽に溶け合う
笑っちゃいますか浮気されて
一年そして二年三年越しの
私にいけないところがあれば
侘助は白い花雪よりも