真木ことみ - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
胸にこたえるこの世の辛さ
いつも私は雨おんな
忘れられないあの人を
マグロの嫁さんもらえばいいと
広いこの世であなたの胸が
夜の川面にぽつりあおい月
港の灯りが波間に揺れている
悲しい時には泣けばいいじゃない
生きるか死ぬかの恋ひとつ
鳥もかよわぬ 岬まで 恋を忘れる
ため息ひとつまたひとつ
愛するだけでは足りない時は
アザラシ乗せた流氷とけて
忘れなければ だめですか
時代遅れでいいのよと
どしゃぶり続きの人生も
秋がくるのを待ちきれず
酒よ判るか淋しさが
背のびしたってなんにも見えぬ
いいね似合うと涙ぐみ白無垢
別れた頃のあなたの齢に
女の旅路は冬空を哭きながら
葉陰にそっと身を寄せて
父さんの形見のマフラー
なんにも苦労を知らない
夢であなたの手枕を借りて眠った
荒野に咲いてる花もある路地に
庭先で水差しながら微笑む
雨の水面の木の葉舟
夢にはぐれても
綺麗でしょうかこの髪が似合う
男はかもめすいすい飛んで
先の苦労は覚悟の上と
命を懸けても悔やまぬ人と
せせらぎに舞い落ちる枯れ葉のように