渥美二郎 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
おまえがついて来るならば
指輪をはずした左手の軽さが
この街を離れたら傷が癒えますか
ひとりの部屋で涙ぐむ
なんで今夜も悲しげに
お前の心の古傷も
命授かるこの身の重さ何を不足の
血のにじむほど指をかみ
おもいでは北向きのあの下宿屋
おもいでさみしいいで湯の宿は
悪い人でも別れてみれば
ひと夜だけでもいいのです
ヒモつき女と言われたのかい
ついてくるのはやめときなよと
別れの言葉がつらすぎて
どうあがいてもどう力んでも
ひとり飲みほす酒よりも
渡る明日に夢さえ無くて
捨てられても捨てられても
路地の酒場の隅で呑む
傘にかくれてあなたと呼べば
思い叶わぬ人生と投げてしまえば
俺のこの胸に二度とない春を
女にうまれてよかったと
飛んで行けたらよかったものを
男の心の寂しさを知って泣くのか
苦労したねと肩抱くよりも
悲しさまぎらすこの酒を
この命あなたにあげてよかったわ
ごめんなさいあなた昔にもどる