椿屋四重奏 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
恋にまた挫折したんだろ
本当はそいつが忘れられない
いつも単調なサイクルの輪を
回路が水に濡れてしまう
何も言わず傍に雨にぬれた体を
なぜそんなになぜそんなに
自信過剰で高慢ちき
気付いてた俺はとうに
感傷の世界を知らないふりで
呼びかけたって振り向かない
最果てに身を沈めた
訪れた朝に響く嘆きの雨音
点々と足跡順風に非ざる
愛なんか知らないよ夢だって
例えようのない胸の高ぶりを
いつ何時も其方の熱を傍らに
私に向ける視線も今は
俺はこの手を透かした
只ならぬ気配を察する
夕暮れの服をまとって三日月の
零しまいと空見上げて
部屋の壁真っ赤に
円かに削がれて紐解けた
誰も寄せつけない眼差しは
壊さないから教えてよ
訪れた頃には知ってたような
感動ばっか追い求めないで
君は君でいたって
他には何もいらない
朝焼けが照らす東京は
白い背中を夕日が縁取る
未だ消え残りお前の後ろ
未だ消え残りお前の後ろ髪を
真昼の光に忘れた気がした
またひとつ其方が口に出した
僅かな塵さえ見つからぬ
やり場の無い愛を抱いて
そうさ俺はいつまでも
今君と僕は同じように
終わらそうぜ地下の生活
どこか遠い場所へ
こめかみに突き付け
人の波が交わる巨大な交差点で
あの子を夢見て肌も心も
夙に囃されて生き流るまま
今なら少しは言葉に出来るの
寝ても覚めてもそれが離れない