服部浩子 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
つくり笑顔をカモメが笑う
雨に打たれて寄り添いながら
なみだ笹舟花の露乗せて流れる
ついておいでと誘われ
土砂降り雨に頭から
夜の帳が裾野を包む入日が
霧に隠れて行く船の波が
港の霧笛に急かされながら
霧笛おまえはおんなの胸に
悪戯に吸う
雨が涙を誘うよに女の胸を
島の椿の 花影は
女ですものこぼれた花を
雨降るこんな日は相合傘で
砂をにぎればぽろぽろと
夜霧の波止場嘆きのボレロ
裾をはしょって駆けこむ船に
花の いのちは短くて
今もそのままあの頃と
和蘭陀しぐれの雨が降る
愛の愛の迷いを
岬がくれの船の灯よりも
そうよおんなはこの胸で
人目ふれずに咲き誇る
春にはぐれ散る花哀し女ごころ
隠れ里緋色が揺れます
死ぬも死ぬも生きるも一緒だと
おんなにうまれてしあわせか
泣いても泣いても堰を切る
ときめく夢の日捲りは春が
月のしずくは涙のしずく
あなたをあなたをあなたを
壊れた夢の欠片を集めて
邪魔になったら何処かに捨てて