星野源 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
ただ流れる窓の外を観るだけの
何度も何度も繋いだ手が
跪いて話するのさ好きでもない
30分の一話の中で
いつも隣でなにかを眺めてる
耳のあたりに雨胸の下を
さらば人気者の群れよ
柳が揺れあの娘のああ
紙を重ねて指を重ねて
髪の毛の匂いを嗅ぎあって
君はなかなかにぬかしおる
灯り消えて気づく光
病室夜が心をそろそろ蝕む
日差しの中で紅い瞼透ける
遥々来ました藤の木花が咲く
そろそろストーブをつける頃
ああゴミを捨てればそこに
足を鳴らして街を歩けば
土が切れて波間が見えるとこ
ビルの隙間人の隙間
無駄なことだと思いながらも
殺してやりたい人はいるけれど
ぐらぐら揺れる地面の上の家
今日もまたもらった両手の雨を
世界はひとつじゃないああ
過ぎたはずの夏は止まって
玄関から鍵を閉める音
君だけの本当があるだろう
夕暮れの風呂場に熱いお湯
湯気の中は日々の中
夢の外へ連れてって
浮かぶ水面空は微笑む
日没は夜聴こえてくるは
遠く曇ったどうにもならない夜には
おじいさんはひとり暮らし
人混み抜けた朝胸の振り子が