川中美幸 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
恋だって命だって終わる時が
死ねと言われりゃ死んでもいいわ
あなたどんなに愛しているか
あなたのそばで暮らせる
雨がしとしと降る夜は
濡れてゆきましょあなた
たれこめた空の紗幕が光る
あんたの春は嘘ばっかりや
悲しみを知っているいとしい人よ
生まれる前から結ばれていた
浮世荒波ヨイショと越える
おなじ歩幅でこれからも
おなじ歩幅でこれからも
忘れられないあなたの笑顔
冬の寒さを日照りの夏を
地球という美しい星こゝに
きこえるはずない汽笛を
風に抱かれて雲は揺れ
ひとりで生きてくなんて
若い生命の カレンダーを今日も
霧にかすんだ奥飛騨のなぜか
風の噂さに一人来て湯の香
いくさに傷つき敗れても魂までは
なまり色した冬の海
おまえになんにもしてやれない
俺もおまえも灯がともりゃ
涙の道をたどったら帰らぬ過去に
愛に溺れてあなたに疲れ
好かれているのはわたしだと
おれとお前は惚れたって
折り目正しい 季節がめぐる
宿の枕が固過ぎて
負けちゃ駄目だと手紙の中に
桜彩る季節もあれば寒さ
雨に泣いて風に泣いて咲いて
雪ですべると聞こえた気がする
居心地がよすぎて潮どきですと
東京ことばと加賀なまり
雨に叩かれ風に追われて
知らず知らず歩いて来た
旅に身をひく女の肩に俄か雨
あなたがここにいて
あなた変わりはないですか
何もかも捨ててくれとは死ぬほど
白い小鈴をふるように君影草
好きで一緒になったのだから
襖一枚へだててもあなたの寝息
めまいがしたなら転げて落ちる
いくら好きでも運命の川に
雨がしずかに降る日暮れの
死ぬも生きるもあなたと信じ
凍えた両手に息ふきかけて
紹興酒を積み出す手を休め
人は喜び哀しみ怒りあとで
夢でもいいから 逢わせてと
お休みをいただきました
一人でボトルを半分も
死んでしまおうなんて悩んだり
人の数だけ夢がある
しあわせしている 影絵を見ても
大河の流れも
国見ヶ丘にひとり来て
浪速なんぼの根性かけて
うつむいて飲む酒はうつむいた
ちょうちん一つ椅子五つ
上野発の夜行列車おりた
あなたの瞳は なんの色
路地のあかりがチラチラと
季節に似合いの停車場に
白山の雪の多さと冷たさで
北にかがやく星を見て
波にきらめく送り火が
もしもあなたと逢えずにいたら
あなたごめんねそれでも好きよ
この確かな時間だけが今の
狭霧にかすんだ外国船の
鯵の小骨を器用にとって
誰を待つやら赤ちょうちん
ひょんなことから小店を持った
ひょんなことから小店を持った
飲めと言われて素直に飲んだ
すがるこの手をふりきって
あなたおまえ呼んで呼ばれて
夜明け間近か北の海は波も
旅立ちの朝のこと駅の
二人でともした心のあかり
明日の見えない憂き世でも
深山の霧の冬化粧
むかし母は遠い故郷の話を
帰らぬ人の名指で書く外は
さわやかな夏の日の宵
惚れてあなたに寄り添って
捨て猫のように愛に飢えた
やっとみつけた幸せと
生きてゆくのがつらい日は
うらみっこなしで別れましょうね
死ぬも生きるもあなたと決めて
はなればなれは淋しいけれど
なにもいらないあなたが
あなただけあなただけ
かわす目と目で話ができる
かわす目と目で話ができる
街の灯りがとてもきれいね
背のびした恋破れ
盃あげた老北京一緒に遊んだ
冬の海辺を走る列車は
お金はないけどでっかい夢なら
終わった恋ならなおさらのこと
心の闇に明りが明りがともる
まっかに燃えた太陽だから
女心をこなごなに誰が尽くした
見上げてごらん夜の星を
髪のみだれに手をやれば
探し続けてウン十年
昔なら 船が出て 見送る人もいた
君の知らない異国の街で
ひと色濃い寒紅を人刺すように
一と一とが寄り添いあえば
惚れあって愛が道づれ笑顔の
つれて逃げてよついておいでよ
元気で暮らせよなんて
好きよあなた今でも今でも
何を笑っているの
転んでも凍えても道に迷って
春よ花よひばりよかすみが
悲しさまぎらすこの酒を誰が
明日が見えない この世でも
湯の香が誘う夢灯りなんで
何ひとつ欲しくはないと
あなたのそばにいるだけで
らんぷの宿は海のそば
謎の微笑みに
琥珀のグラス飲みほせば
元気でやってますか?電話も