岩出和也 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
夢をひととき見させたあとで
ひと冬遅れの噂を聞いて
きれいな指した男はいつも
酔って倒したグラスの酒が
雨も小降りに夜が明けるころ
みつめないでと鏡の前で
幸せこぼれる指先みつめて
一つひとりじゃ風さえ寒い
男がひとり女がふたりどちらが
沈む夕陽の真紅に
星くずがひとつ流れて
夜間飛行に決めたのは
とまり木づたいに女は来たと
白い波間に指輪を投げて
君恋酒を飲む夜は
女ひとりで生きてきた荒れた
五月この僕が帰るまばゆい五月
風が冷たく落ち葉を揺らし
寒空夜空の星くずなのかお前も
男は初めて愛した女をかくして
左に時計まわしても昨日に人は
別れたあの日から
愛に別れた男がひとり
しばし別れの淋しさ辛さ
呑んでは駄目よと叱って欲しい
どんな夢より幸せよりも
港町花まつり
夜更けの店の灯りの寂しさに
港灯りが映しだす恋に