小金沢昇司 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
一度や二度なら誰にもあるさ
泣くな男だろそんな言葉で
またすぐに逢えると別れた
一匹狼気取ったわけでも
ありがとうありがとう
俺の心を知ってるように
吐息ひとつこぼし軒先に
雪の小樽よ慕いは遠く
男に生まれて夢追いかけて
あんな女を追うよりも命
薄い扉の小さな酒場
電車の窓から見下ろせば
逢いたかったぜばかやろう
私のぶんまでその夢…
母が歌ったあの歌が
こんなに人があふれる街で
毘沙門天のおみくじを坂の途中
沖の波間に夕陽が沈みゃあすも
誰より愛して いるくせに
夕やけが 落ちる線路に
愛が哀しみを越える時が来て
泣けたよあん時ゃこらえ
風がヒュルヒュル吹き抜けて
みんなは君のことを明るい人
夢にはぐれた時代の川を
今も 夢があります
夏の西日がブリキの玩具
追えば逃げてくあなたの空を
明かりが点る
もう涙はぬぐっておくれ
酒を飲むなら肴はいらぬ
あああなたの手の温もりが
はずし忘れた時計を
日暮れの雨に打たれても
最後のおまえの電話から
心細さにひとり空を見上げれば
誰より素敵な横顔をなみだで
コートの襟を立て背中を丸めて
ガキの時代に夢見てたそんな男に
あれから何年経つの
檸檬の輪切りグラスに浮かべ
淋しくないか このまま別れて
まるであなたを隠すよに雪が
お願いだからもう言わないで
太陽が力を与えてくれるように
風に黒髪なびかせて
石がころがる波がころがる
雪の中を振り向きもせずに
Happy Birthday Happy