多岐川舞子 - 歌詞一覧 - 2ページ目 - 歌詞Tube
迷子のすずめの竹やぶに
あんずの枝が芽吹く頃
闇にひと声夜汽車の汽笛
波がちぎれて岩場を削る風は
涙こぼしたグラスの酒を
未練という名の傷あとを
風がうなれば山が啼く
三味の太棹バチ打つ
秋のなごり惜しんで大峯山も
明日を生きるみちづれに
昔あなたと住んでいた
愛にはぐれた女の胸を
夢のしずくか 浪花の雨は
北へ行ったらよかったかしら
いのちいのち男が賭ける時
駅舎に降りればそこまで冬が
他人が泣いてりゃ
海が日暮れりゃ沖ゆく船に
おんな心の真中あたり
色も寂しく花菖蒲