増位山太志郎 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
男はただ一人汽車を乗りかえて
うれいをこめて秘かに
もう二度とアマン別れるのは
生命に終わりがある恋にも
もしもきらいでなかったら
もしもきらいでなかったら何か
雨の舗道で上衣を脱ぎながら
男の肩と背中には
本所両国隅田の川の
男はときどき夜更けになると
一つしかない ハンカチひろげ
昨日かわったこの店に
淋しい女にしたのは誰と
海はヨー海はヨーでっかい海は
お料理つくってあなたの
なぜだかこのごろひとりで夜の街
いまでは指輪もまわるほど
汚れているから駄目よと言うが
これきり二度とは逢えぬか知れぬ
あなたのために生まれてきた
俺は待ってるぜ 別れても
あなたの哀しい
お店のつとめは はじめて
あなたのマネしてタバコを
やさしい言葉暗い過去
キャバレーのネオン花咲く
何処でどうしているだろか
君の横顔素敵だぜすねたその
これでおよしよそんなに
桜の花のような小雪が
ここでいっしょに死ねたら
京都にいるときゃ忍と
拝啓一筆夕子は門前仲町に
ここから逃げだしたなら
まわり道がすきだね遠まわりが
淋しくないかいうわべの恋は
別れたそうねと 和服のママが