北山たけし - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
星が空から舞い降りて
惚れたおまえの涙のような
流せなかった幾千粒の
恋し恋しと千里の谷で
千切った手紙舞い散るように
海の匂いがしみこんだ
黙ったままで命を燃やす
風にカラカラ転がる落葉
空にむらさきすみれ雲
男には渡りきれない海がある
霧が流れるあの娘の街に
今日も明日も心の旅は
夢をなくして生きては行けぬ
久しぶりだなあれ以来
ドンと漕ぎ出す暴れる海へ
通り雨なら濡れてもいいが
真っ直ぐ生きてもぶち当たる
待っていたんだよお前が
呼んで呼んでみたって届かない
渡り続けて帰れぬ鳥よ
数えきれない沢山の人に
いつかひと旗あげたくて
傷めたつばさ羽ばたかせ
君と別れるかなしみに涙あふれて
どこへ行くのか寂しさ抱いて
遠く消えてく町の灯の
乾いた心を癒すのは
誰が吹くのか篠笛の音色
不幸あつめるほくろがあると
波の静かな瀬戸内海も
時を刻んだ大渓谷に
思い切る気で来たものを
明日の出口が見えない夜は
雨風耐えて堂々と天にそびえる
残雪のこる北の湖で
好きと言ったら目の前の
浜風冷たく吹き抜ける
夢を見て夢を追いひた走る
何処から聞こえてくるのだろう
風にもらった夢ひとつ
赤い夕陽の涙が俺の胸の奥
夕焼け空のあかね雲仰げば
ガキの頃から親父と共に
もういいかいまあだだよ
元気で居ればそれでいい
散って泣くなら落ち葉で
何にもやらずに悔やむより
つらい時こそ微笑みを
ここまで歩いた道があり
とどろき流れる大河の水も
連れていってとなみだの眸
鳥が騒ぐ雲が飛ぶ空が
これが最後の旅なのに
人に言えないさびしさ抱いて