テレサ・テン - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
この世に一つは見守るだけの
恋は真夏のHistory
こんな夕景色には
あなたの胸の中で抱かれて
あなたが好きだから
あなたの愛の陽差しは心の
アカシアの並木道二人
この広い空の下で
ニイニイあなたを残し
夜汽車を乗り継いで知らない町に
陽だまりの中で手をつないで
冷たい雨に濡れながら
風の流れの激しさに告げる
指を髪にからませて名前つぶやき
躰の火照りをさますため
北の街ではもう悲しみを
虹を散りばめる夕日の色
愛に溺れてあなたに疲れ
あなたを今夜も待ってお酒を買った
君だけで独りだけで
ひとりにさせて悲しい自由が
幕切れの愛の終わりは
知らず知らず歩いて来た
この都会は硝子の摩天楼
白樺青空南風こぶし咲く
あなた変わりはないですか
何も知らずにあなたは
いまでは指輪もまわるほど
グッバイマイラブこの街角で
涙まじりの恋唄は
子供たちがベッドで
あなたの愛だけは今度の
あなたとまだこのまま二人でいたい
名も知らぬ花咲く街角を
あなたを失くしてもきっと
振り向かないでドアをしめていって
ジャスミンの花香れば熱い胸が
死んでしまおうなんて
あなたの背広の移り香は
黄昏には別れの涙が似合う
もしも何処か遠くの街で
上野発の夜行列車おりた時から
窓に西陽があたる部屋は
青いドレスも胸の真珠も
ピアニストが甘い歌を弾いているわ
もしもあなたと逢えずにいたら
心をなくして影だけになって
飲めと言われて素直に飲んだ
帰っておいでここへ
雨降りだらけの映画のように
夕暮れ色の文字さよならと
川は流れてどこどこ行くの
淡い光に照らされながら街に
優しい嘘が淋しく胸の中で
恋するだけなら何度かは
何があったのこんな晩く
ネオンの溶け合う裏道で
うらみっこなしで別れましょうね
お酒はぬるめの燗がいい
冬に咲かないひまわりの花
ふるさとはどこですかとあなたは
あなたを見つめてあなたに
手紙を書いたら叱られる
星屑を地上に蒔いた
涙があふれる悲しい季節は
あなたしかもう見つめない
愛の暮らしに疲れた
水にただよう浮草におなじ
愛し合う振りはもうしない程
あの窓もこの窓も灯がともり
白い波がささやくように
窓をあけたら外は粉雪音もなく
悲しさまぎらすこの酒を
恋のからくり夢芝居
あなたの愛が悲しくて
女に生まれて来たけれど
どこへゆくかと人に聞かれた
明日の朝は遠い
ワインカラーに染めてる
別れた人に会った別れた
泣き出してしまいそう
笑顔にかくしてた