サンタラ - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
遠くに投げた音をたてて
銀色の折り紙折って戯れに
ああ空は雫の形になって
できるだけ幸せになると
三面鏡の奥の奥の奥の
短く髪を切ったからますます
愛の言葉は安くなって
少しくらいのジャンキーなら
金曜の明け方は誰かと
噂は波間の魚の群れ
アーケードは今寝静まる
困り果ててしまった人達は皆
嘘をついたらレモネード
絵になるあの子はウェイトレス
ロックンロールの末裔は瞳が
悩殺のポーズゴージャスな
小雨がぱらつく公園通り
きっと眠り過ぎたのねおかしな
私の可愛いあの人が二人の
夕陽の吹き溜まりこの部屋の
何より私が君のことを
給水塔はその錆だらけの全身で
裏庭の小さな青い蛇
男の子とばかり遊んでいる
疲れた身体を夜更けに洗う
期限切れのダンボール
強引な右折車に阻まれ立ち
あの波のむこうに金色の
観覧車の灯は消え回転木馬
さよならはとても怖いまた
余程の悪事をはたらいた
やわらかい唇を指でふさいで
僕らはおかしなことばかり
蛇口をひねって真っ白な
あの頃の彼女達の喜びは
子供だましの玩具みたいで
東京の空サイレンが鳴る
真夏の朝の呼吸西の大きな
もしも願いがひとつ叶うなら
シナモンを噛むのが好き
弧を描いて弾き出す象牙色の
街のウワサをもう君は聞いた
最近の私にはまるで珍しいこと
チェルシートルコブルーの小鳥
ねえママ大切なものは全て目に
ベッドにもぐり軽く瞼閉じて
いつもの街に枯葉が降る
手の平に昨日落ちた星が
バイパス沿いの薄緑色の
きしむ手首もう動きはしない
宝物を全部大きな木に
日没は今猫の足取り
誰にも見つからないように
夜が明けるまであとどれくらい
長い階段をのぼる息を
ラジオが鳴ってる一日が
お行儀いいねって
その履き慣れた薄汚い
占い師は言った私の手を
ベルベットの長いコート
darlin'君はまるで喜ぶように
寝不足の身体に染みわたる