eastern youth - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
馬鹿な男が立っている雨上がりに
一足飛びに彼方の街へ
あの人があの雲の彼方で
知っている事なんて砂で出来た
暁のサンタマリア光る雲
風を切って行く秋の肌寒き
黄昏に行き交う影も
メソメソすんな泣いて
太陽が燃えて睨んでいる
コンクリートの隙間から顔出した
ブラリブラリの一人旅
焼けつく白い道には
戯れる声は朧気諭す声は怪し気
揺れるアスファルトに白い雲
多分これで良いはず
街はいつも僕を置き去りに
今、午前の空の下
燃え尽きて一日を道連れに
嘘を持って来い
窓を叩く空は割れる様に笑うよ
パズルの欠片みたいに
裂けて弾ける様な怒り持て
降り立ったホームには温い風が
空から落ちて来る得体の
夕陽が照り返して
瓦の屋根に雪が降る人皆眠らす
雨が降る雨が降り続く
今日こそは良い事がある
硬直した感受性は泣かない
留まって発達中の真っ黒雲に
太陽に暈がかかっていた
生れて来た意味は知る由も無い
花に曇の空模様俺の心は
狂い出した歯車が今、加速を
砂の様に霧雨の様に
湧き上がる悲しみを
雨が降り出して言論を
そこから何が見えるか
急ぐ言葉は千切れて落ちて
午前十一時。青梅街道は
駆け出したはいいが靴音が
足を一歩踏み出す毎に
雨上がりのアスファルトが
上空白い雲羊の群れたち
逃げて逃げて逃げまくれ
数多の溜め息が季節を飲み込む
きこえないふりをして
あなたは本物なのか?
六車線の朝に霞む空に
石コロだって誰かの為に?
点滅を繰り返してそれは
上空一面に広がる真っ白な
此処から始まる物語歩く姿も
憂い深く暗くドアを開ける
あれは多分遠いんだろうな
曇天の心に私の今日は押し黙る
背中を丸めて奴は駅前で
神様あなたは何でも知っていて
消したくて消えなくて
立っているだけで精一杯でも
避けて通れぬ道さどの道も
手を叩いて俺はそれを呼んで
纏わりついて来る蝿のように
心を眠らせ人々の中へ
まるで踊り出すような足取りで
遍く照らし出す光へ渋々歩み
不法投棄されて夕陽を反射
なあみんなそうなのか街の中
人生は運命塗れ午後三時
ぶら下がった凧の残骸が
鳥ガ飛ブ街路樹ノ枝
何がどうなっているんだろう?
目的も無しに生きていちゃ
窓辺に立つ私の想いは
歩き飽きた道をノロノロと
立ち上がって意地になって
夜が明ける見えるだろ
蝋燭の小さな灯が揺れる度
坂の道を長く下る時
さらば春の日よまた会おう
面映ゆい記憶の窓に
僕を呼んでいるのは誰なんだ