TRIPLANE - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
相談を受けたから一応言って
ねぇ昨日の深夜見ていた
ダチの運転する車で果て無き
何回も目を閉じて思い出そう
毎日陽が沈むまで泥まみれに
毎日陽が沈むまで泥まみれに
穏やかな時間の中で
言いたい事など引き出しに
君の肩に停まった蝶の羽根の
ずっと前から引きずってた
ちょっとした事で言い合っている
街灯が二人を淡く照らして
今さっき急に降り出した雨の中
あぁ伝えたい願い微かな月夜に
寝不足などは悲鳴として
冷たいガラス戸を飛び越えて
何処かにある筈の君と過ごした
僕がまた見失っていたあの白い
500ml缶のプルタブを弾いた時
長い君の髪を撫でて行く
少なくとも今伝えられる事を
まるで絵に描いたような青空に
とりわけ何の感謝も無しに僕は
あぁ昨日と同じようにぬるく
暮れ行く都会の真ん中で
新しい扉の前で何か忘れ物を
気ままに始めたこの旅が
君と手を繋いでただ歩いてた
君と出逢った事がこんなにも
当たり前の儀式で月と太陽は
僕の目に映るこの景色限りなく
まだ聞こえますか育んだ愛が
描いた夢とここにある今
いくつになってもガキ臭さの抜け
いくつになってもガキ臭さの抜け
寒空の下凍えそうな道を
長い長い歴史を紐解いたら
大切なものを手に入れたって
フクロウにでもなった気で
今急に思い出した君のその姿に
あなただけにあなただけに
遠く遠く離れていても
踏切の向こう側に広がる
息苦しいんだよもう疲れた
夏が終われば僕らの過ごした
月明かりの下くたびれた空き缶
連日の残業で寝不足も続いて
回転ドアから抜け出せる未知の
移り気なこんな季節は
10年近く前のページセピア色
乱雑に脱ぎ散らかした
長靴の中の感覚も無いのに
やけに空の暗い日はミサイルの
長い道をただ辿るだけの車の中
覚えた振りで乗り換えるメトロ
窓際で眠たげにぶら下がって
オリオン座が最近綺麗に見えて
あの日遠い街の影の中で
優しい吐息で現実を閉ざし
朝方まで仕事で疲れ果ててる
顔をしかめてゴミ箱へ吐き捨て
夢みたいな幻想は絶ち切って
新しい出会いばかり探してた