PIERROT - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
真っ赤な空の下で耳を
まだ何も知らない無邪気な君ヘ
ありふれた愛の言葉をセールスの
通り雨がすぎていく
禁断のカプセルを奥歯で噛み潰し
気が遠くなるほど澄み切った
自由はまさに何より尊くて
子宮の暗闇をただよいながら
黒い雲が蛇のようにうねって
燃え上がる真っ赤な炎に
絶望の風が吹き抜ける
さあ幕は切って落とされようと
闇の裂け目からはいだした時
目覚めはホラ前触れもなく
さあ戸惑わずに見つめて皮肉な
化学変化を繰り返して
バランスのとれた共存の
薄笑みを浮かべた支配者は
君がその手を振りかざす度
快楽はそうケモノみたいに
I must build it now
望み通りの愛情表現で
解き放たれた身体をただ
凍り付いた指先薄れていった
見上げた瞳はとても深くて悲しい
目まぐるしく流れる時間に
照りつける高熱の恒星限り無い
甘い声で助けを求める
Hades Side,覚醒した世界で
電飾に彩られた街飽きもせず
爆弾みたいだ人工的に
In side, In side mycloud
未来に怯えた母胎の中で
どうだもう瞳孔は開いたか
空想の自由はホラ偽善者の
風が冷たくて身体は
初めて知った感情
悲鳴の雨を抜けて会いに来たよ
木漏れ日が差し込む愛に溢れた
青白く君を月が映していた
ひとたまりもない空洞の日には
遠ざかる太陽が連れ去った
日、出ずる国より朝日を浴び
変わらないその仕草が失い
恍惚の光が漂う月夜で俺は
剥がれ落ちた化けの皮
目の前に広がった無数に
張り詰めた凶器のエモーション
あざとく段取った鮮やかな理想は
輪廻を終えた魂には
月明かりがとても眩しくて
変えられない運命なら
澄み渡る空に気付く暇も無く
肌に感じ始める破滅の
透き通る声遠い空は祈りの
最後に君の目に焼きつけられる
それでも冷たく刻まれる未来に
産声をあげた視界には笑顔の
透けたフィルム越しにずっと
白夜に浮かび上がる肖像画
そこでボンヤリ見ている君へ
陽の当たらない位置を好んで
幾億の時を重ねて
君が背負う痛みの果てには
哀しすぎるほど痛みのない
誰もが君に怯えてるぜ
温かな眠りが途切れた夜は
呼吸を止め天を仰ぐ
予告もなく浮かびあがる
まとわりつくような眼差しで
黒い天空で並んだ星が告げる
歓声をもっと浴びせてくれよ
貴方が素晴らしい恋に
霞みゆく夕闇に独り思いを
まぶたに浮かんだ
左回りの時計に知らされて
暴発寸前の浅い眠りだ