Kalafina - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
見果てぬ夜明けのimage
ひかりがふる始まりへとドアが開く
ユメのカケラ君がくれた
息をするだけじゃ叶わない
夢を語りすぎて命が軽く
ふりつもるのは白くやさしい
小さな足音を夢の中で聞いた
雨に打たれた街の空には
子供の頃に置いてきた夢を
この目を開いて見えるものを
歌って欲しい夜を越えて
愛しさはすぐ近くにほんとうは
公園のベンチで笑っていた
いつのまにか答えの無い
夜明けへ急ぐ電車の窓に
未来の中へ羽ばたきながら
ライトの影には憂い顔した
五月の吐息に触れて
暗闇の中で睦み合う絶望と
月の光が貴方の頬に触れたら
初めて出会ったその日から
いつか君が瞳に灯す愛の光が
ほころびて行けばあとは散る
彼方へ君の手を取り心だけが
振り向いた風の欄干に
奇麗な感傷が壊れた海に
本当は空を飛べると知っていた
本当は空を飛べると知っていた
気紛れな心の真実
手を伸ばして君に触れたとき
いつからこの場所で泣いて
こいびとの白い手のひらに一粒
春を待つ花のように風の中
歌って欲しい静かな愛の言葉
何だってすぐにこんな風に
雪は白く大地を染めて
君と出会い叶わぬ夢を見た
秘密の黄昏に君の手を取った
ずっと昔の物語を聞かせて
あと一度だけ奇跡は起こる
哀しい景色がいつも一番奇麗に
未来は君に優しいだろうか
闇が夜明けに変わる頃
それでも誰かを信じたい君の
冷たい涙をたたえて
木いちごの茂みに恋心甘く
静けさから歩き出すまだ見ぬ愛
あたたかな風の中で誰かが
あたたかな風の中で誰かが
そっと開いたドアの向こうに
秋の雫が貴方の頬に憂いを
伝えたいことと違う色に
仄暗い霧の中消えて行く
恋人のようなキスをもう一つ
垣根の向日葵に隠れていそいで
硝子の花束を抱えきれず
静かな山査子の祈りのように
この空の輝き君の胸に届いてる
ひかりが夢のような歌が
奇麗な空が見えた
僕等が乗る筈だった船は沈んで
静かに瞬く星たちの散り逝く空
夢を叶えて一人で探してた
もう一度だけさよならを
暗闇が君の頬を紅く染めている
こんなに静かな薄紅の夜明けに
満月の夜を待ちわびていた