Kagrra, - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
哀しみは今もまだ心から
あの日の声聴こえない
漂えば遥かまで谺する
果てし無い道程溜息吐き俯いて
切り離れた情景規則正しく
独り立ち止まり昊を見上げ
願いは貴方に降り注ぐそっと
嗚呼風に吹かれて愛は彼方へと
饐えた臭いが漂い来る
儚く舞い散る念(おも)い
この雪が散れば貴方はまた
冷たい風頬を過ぎて
もう古惚けた景色の中君は
騙す不幸より騙される方が幸福
あな哀しやあな怨めしかな
明日草を掻き分けて
暗から闇へと生命を捌く
荒ぶる感情戒の勧請命より重い
消え逝く意識は緩やかに眩い光に
風に舞ってる粉雪が誘ってる
表と裏と二つに一つなら賽の目
風に吹かれ立ち止まり
薄紅の淡い色の約束
雫滴る硝子の向こうは
君が欲しくて君を抱きしめ
そう時に阻まれ流れ流れて
凛と咲いた桜その真下で
噫風に吹かれ舞い散る姿は
何時もと同じく月に翳せば
儚さに魅せられ泡沫に流され
風に解けた約束はいつか
篝火灯せよ時来たれり永劫
降り注がれる狂気の雨は
月の灯りが今宵も照らす
蒼き夜空仰ぎ見てこの腕伸ばし
艶めく月を抱く淡い斑雲
文詠む月日を眺めつつ
白い闇踊る瑠璃よ
昊に揺れる雲時に
叩き付ける雨の中すれ違う
時は止め処も無く流れ
澄み渡る青空へと向けて
樹々を揺らす水面弧状に映える月
月が照らす昊を包む噎せ返る
遠い昔の事に不思議と思えるけど
暗き陰りにて闇に浮遊する軛
闇夜を纏いて影を散らし
現世は闇に迷いて
華舞うこの世に枯れ逝く
陰と陽とが激しく閲ぐ
霧雨に彷徨う音を追いて
煌めく雪の中愛しさ募って
枝垂桜に幽か漂う月の
色褪せた風鈴の寂びた音
幽世のまた彼方靡く繊細な