終わることなく降りしきる
どこまでも深い夜に泣き疲れ
光と闇色彩が混ざり合う
七色に染まる空羽根震わせて
朧げに見えた君の欲しがる世界
このまま瞼を閉じれば暖かな永遠
闇夜が覆う空一筋切り裂いて
哀しく移ろう処刑台にて無情な
呆れたバランスで生き延びる奇跡
手のひらにそっと雪がおちた哀しく
明かりを灯す闇は霞んで
惹かれ合う漆黒の影に
激しく衝突重ね弾け飛ぶ
快楽を貪って記念すべき夜だから
唇噛みしめ耐え続けていたね
木漏れ日射すこの場所で
渇いた頬を滴る雫組んだ掌
繰り返していく
白い羽が堕ちいく未来まで
究極を垣間見る境界線を
焼けるような渇きに耐えきれず
目の前立ちはだかった底の
冷たく突き刺さる少し懐かしい風
The past is like a holocaust
滾る使命感正当的暴力
霧が晴れ渡っていく
目の前にあるどこまでも
ガラス細工の模型にそっと
Unforeseen incident
黒い雲を突き抜け眼下に
Interstice of dimension
最後に見たあの景色も霞む笑み
眩しすぎるDAY BREAK
凶弾乱れ飛ぶ感情突き刺し
肩越しに感じ取った
風に舞う花片触れる
予測通りの核分裂逃げ場を
無言のまま身体あずけていて
その潤んだ目に映る悪夢の
幕開けと共に歓喜の声が響く
激しく引き寄せ合う重力に
感情を揺さぶるように
絶望的な深い暗闇でもう眠りに
突き刺す光に目を背けた
否応も無く放射されていく
瞬間に砕け散った神々しい
隙間滑りいく時間の砂
あまりに哀れなガラクタばかりさ
容易く壊れてしまう当たり前に
脊髄を這うように浸食は
重なり合って君の吐息に脈打つ
鼓膜に焼きつく慈愛に溢れる
深く色落とすその瞳の奥に
最期の別れは突然だったねだけど
狂おしく傷つけるように
白い霧を抜け風に身をゆだね
ゆりかごに揺られ聴いていた
I gives white fury
吐息が白く舞う凍りつく月夜で
夢に描いた花咲き乱れて君を
儚く散る花びらが舞い落ちて
夜に浮かぶ光まで手が届き
結晶舞い散る掌で溶けていく涙
音をたて軋む浮世に狂い咲く
Please touch the receptor
とても静かに美しく調和されて
晴れ渡る大空を仰いで
思考絶えず飛び込む惨状に
感覚のない白昼夢で手も足も
禁断症状掻き毟る胸
真っ白に降り積もる光に
未だ離れず足に引き摺る
砕けた硝子の欠片拾い集めた
かすれた声乾いてヒビ割れた