ALI PROJECT - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
あふれる果実のジュース人さし指
遠い日々一枚の幸福な
サバンナを彷徨う私はライオン
ブルーベルの空に粉雪が舞ったら
Cheri, mon amour夢で逢う
ラビアンローズなんてまだまだ
ある日目覚めたときに胸の奥で
タマゴ型ノ寝台ニ潜り込モウ
春まだ浅き黄昏の冷たく
ある日あなたは森へ行く
花束にこぼれて落ちるナミダは
あなたが巻きますか背中の
幸福の種いかがと地獄に棲む
シュールな空の下退屈が喉に
漆黒のベールさえ
わたしの胸はぴあのゼンマイ
はるかな遠い昔この手は翼でなく
Flyin' to my Dreamひとりじゃ
Flyin' to my Dream
アトリエの窓辺から
虚像こそ真実と画面がささやく
薔薇の靴を履いて踏みつけたい
あなたがこの世で目にした穢れや
道に灯がひとつひとつ点り
黒革の匂いに染むわが指に接吻
蘭の華を愛でるようにあなたの
ああ逢いたくて恋の歌さえずる
ガラスの空の下この都会は
若き葉末には風が立ち森は
窓のない昏い部屋白い手が
行ケド戻レドサア通リヤンセ
月の光を顕微鏡で覗くよう
あふれる想いはどうして生まれるの
I wish, my wish When I wish
今だけ楽しければいいだなんて
命は明日枯れるかもしれない
水の面のかがやきを波が弧を
眠れる獅子は目覚め見果てぬ
阿修羅修羅の舞この手を取って
細い首絡みつく見えない長い指
水銀を混ぜた薄紅の美酒を
溜息ひとつついて瞳をそらす
昔々栄えし国の王子がひとり
舞い踊れ一夜に愛の火が消えぬ
ひとつふたつと夢を数えていく
Darling目を開けてこの世の悪の
自鳴鐘の音が消える午前三時
わたしの短い生涯のうちで
こいはえすかるごねじをまいて
お前が好きな花が月の庭
この躰に受け継がれし血が
貴方を愛したこの口脣が
桜の花は狂い咲き桜の花は
その白い頬にひと刷けの春
寝返りうつたび地球が軋む
千年たったら目覚めましょう
私は謳う快なる哉と生きる
巡り逢ったが運の尽きハラリ
カフェテラスでお茶をどうぞ
いざ進まん時を越えて日出づる
触れたきものは仄蒼き頬の下
ルーベンスの絵のような雲が空に
ガラスの天井眠りにつくとき
乳白のカンヴァスで架空の花が
枕の下隠すは剣古より私を護る
この胸に抱くのは正義
わが余命幾ばくか死神のみぞ
菩提樹の並木越えて星座の舟
蒼き朝過去ハ死セリ君ハマタ
どんなに離れててもわたしは君を
夜毎にわたしの洋墨は垂れる
薔薇の首輪つなげて銀の鎖
香りの絹ずれ眠りと夢の
こんな醜い世の中で
盛りの森でわたし眠るあなたの
わが心を夜毎冷たい月の
傷を負った若い獣が檻に囲われ
闇のマントをお脱ぎあそばせ
月光の冷たさに骨がそっと氷る
そびゆる樹木を足のように
頭上には星屑墜ちるは奈落の底
黄金の空のしたで眠りに
恋せよ乙女咲きましょ桜
ふたたび生を受け別の日を
どんなにあなたが探したって
ヤガテ君ガ瞼瞑ジテ二度ト
そう私を見つめる瞳にもしも
黒い太陽が沈まぬ街で誰もが
コッペリアの柩流れる涙は
見つめてるものの本当の姿
もしも愛しい者が傷つけられ
子供たち回すよ
貴婦人の甘い香水透明な蝶の
棘のないバラの束くださるなら
互いの血肉を貪って生け捕られる
黒に染む翼に包まれて
わたしを映した綺麗な眸を
桜の花は狂い咲き春告げ鳥は
その首に髪を絡ませ永久にあなた
立てば芍薬座れば牡丹
捧ぐ贄はただひとつの戀わが心
どれほど艶やかに咲く花よりも
ナイトメアの途中目蓋が開いた
指ですくうこぼす涙はかなく
白馬ニ跨リ闇ヲ駆ケルワタシ
幾つになったら少女と
今は昔白黒写真を見れば
ああ祈りの季節がはじまる
蛇に魅入られたら真っ逆さまに
注げ満たせよ黄金の杯盛れよ
遥かな記憶は水面に描いた
真っ赤なStrawberry pie
憂いの三日月に恋したウサギは
怒りよ遙か天を裂き走る稲妻の
どんなにあなたを抱きしめても
まだ云わないで呪文めいたその
疾風の如く胸に噛み付く須臾の
Love will give wish to all
光る眼で闇を読む
もしもわたしが仄蒼き薔薇なら
手首足首落として曲がる腕膝
窓を燃やす夕日の朱は胸に
留まる者愚かなりし
間違いだらけのバイブルを開いた
ルビーは蜥蜴の二枚舌男を騙す
もし君が立つ足下が崖なら
鳩の血のいろ似合う雪の首
愛する者を守りぬくため僕らは
曇りかけた空を見上げ夜の息
いざ進め花散らしわれらは
空を裂き走る閃光の矢は
天界は今はるかなる湖のように
天井の屋根裏に小さな穴がある
理想の国はどこにある
遙か昔わたしたちが緋色の
あなたから愛をついばむほど
どこまでも続く園繚乱噎せる
一年中咲き乱れる薔薇の園で
彼岸の曼珠沙華境界隔てよ
あなたは兄さまの友達白い頬を
救いたまえと指さえ組んで
まぶしい木漏れ日の下で
シゲミのなか重ねる吐息待ち
目覚める前の国で僕らはいつも
目覚める前の国で僕らはいつも
口脣でたどれば青い草の匂い
千切って幾千わが心を
まぶたをあけてなお闇ならば
いまは錆び付く隼の操縦席に
香水壜から現れては眠り覚ます
豹のように美しくわたし着飾るは
濃紅へと沈む夕べに土に
空飛ぶパラソルを追って
陽のあふれるアトリエで絵筆を
跪いてお嘗めよ赤い爪を
腕を回して抱き取る夢の形よ
ほかに人形なら豪華な子もいた
あでやかに咲いたピアニィ・ピンク
冬の道に咲いた花ふたり
夢のフラワーランドヘ
冷たい雨にうたれて駆け出した
こんなにたくさんの記憶を
蓮の花のような手と
美し国には深く埋もれて眠る
水鏡映る少女手を伸ばし
逢いたい逢えないあなたを求め
腕を伸ばせば宇宙のベッド
嘆キノ壁ハ積ミ上ゲラレテ
病葉泥濘るむ地上はつづく
心臓太陽牽合う火柱閃き燦き
バテンレースの日傘から夏の
je vis je meurs dans mon cocon
こもれび舞う鳥のさえずり朝陽に
緑の指でここにいないあなたを
鎖骨の窪みを飾る錆びた鎖
あの空を見上げて思うんだ
ケミカル・スコープで覗いて朝まで
現は幻夜の夢こそまこと
甘口のアルコホルで魔昼の
白濁の闇を裂き極彩に濡れる
ついばむチェリー甘いためいきで
赤い満月割る高い絶壁の淵
叶わぬ願いはひとつぶの種
廃屋の庭の隅に病める薔薇の
行けどもけものみち獅子よ虎よと
あなたが寝ていた場所に月の光が
あなたのくちびるそっと触れて
月に羽根を染めた夜鶯が舞い
雪花石膏の背骨を軋ませ
煙る空融ける雲私の目に流れ
指を組み踊りましょう揃いの
空を駆ける自由に優雅に肩にも
死ニ急ゲ生キルナラ魂ガ司ル
風が散らばる雲が裂かれる
召シマセ艶薔薇ヨリドリミドリ
夜気を浸す蓮の池に
最後の朗読をしましょうお嬢さま
きらきらと歩くのよフリルの
この肉体朽ち果てて蟲棲む土
この手をさあお取りあそばせ
蒼い皮膚の上に滲む赤い流星
だらりの帯緋毛氈ひとり雛遊び
濁世は鬼正義は何ぞと問う
目蓋を閉じれば私のからだは
茨の茎を伸ばして撓めて
瞼を抉ろうと見えるのは
罪なき罪なの赦してくださる
Erotic Heretic触れられるより
革張りのシートに凭れかけ