香西かおり - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
こんな夕暮れはいつも思い出す
アカシアの雨にうたれて
カモメ～もうすぐ帰る夜が明ける
ララバイひとりで眠れない夜は
出会う事も恋におちる事も
最終間に合う様に今夜は
おちょこにお酒つぐたびに
あなた遠くへ行きそうで
外は雨です居酒屋「敦賀」
湯ぶねにからだを沈めても
好きになるのは悲しいことと
遣り水さらさら蛍が飛び交う
私が小さな嘘をつくのは
哀しい恋の歳月を知ってるように
飾り窓の人形のよう悲しそうな
あなたが愛したのは
どこへ流れるこの人と
波は寄せても返しはしない
愛する人に愛の灯を
目覚めてまた思う私は生きている
胸の小さな花びらは
死ぬも生きるもあなたとふたり
いまでは指輪もまわるほど
黒百合は恋の花愛する人に
愛しあってもどうにもならぬ
帰そうか帰すまい
あなたと逢ったその日から
凍える指の先にああ痛みが走る
泣きはしないと空を見上げれば
いくら好きでも 運命の川に
小雨に濡れてる盛り場は
お前ひとりを愛していたい
つのる想いが今日も
あなたのおそばで暮らしの
淡紅の秋桜が秋の日の
忘れないで忘れないで時は流れ
昨日の夢は月のように
北の最はて船追いかけて
いくら好きでも渡れない
おんなは翳ある横顔みせて
ぽつり灯った路地あかり傘を
沖へゆくのは佐吉の舟よ
真綿色したシクラメンほど清しい
舞が終われば出てゆくあなた
泣いてすがった この手をほどき
北海に笹舟うかべ俺の漁船を
白い花が咲いてたふるさとの
あなたの優しさに甘えている
好きで添えない二人なら
雨が残したこぼれ灯は
見慣れた街角にも
止まない雨窓が泣いている
おしまい話はこれで
泣かせてよあなたすこしだけ
星それぞれに
約束はしないけどあの人は
他人なら優しく出来ても
流す涙は乾いても淋しい心は
夜明けの枕に聞こえます
わがままでしたなにもかも
背負う宿命のひと枝を
日本海から吹く風が能登の湾
雪しんしんと海に落ち
逢わずに行こうか顔みて行こか
キラキラと冬の朝
螢おまえはしあわせか
恋の蛍か漁り火は
遠い夕陽に哭く木枯らしが
あの窓もこの窓も灯がともり
今夜の雨はひと頻り
川面に映った月をすくう
月夜の海に二人の乗った
純な女は可愛いけれど
幸せになんかなれなくても
星空が凍る夜はぎしぎしと
男のあなたが涙をみせて
この町に忘れられない人が