風 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
人は誰でも皆愛し愛されて
雪の中一人の男が山に
いつの間にか夜が明けて
雪が溶けて河を流して
今朝新聞の片隅にポツンと
手持無沙汰ならあの娘と
海風吹いてたあの頃いつの
たとえこの世界で一番きれいな
あなたが船を選んだのは
ぼくが君を追いかけてる
君がどうしても帰ると言うのなら
君が涙ポツンと落した日
花びらが散ったあとの
もしも、幸せを計ることが
歩き始めた子供の笑い声が
翔びかう鴎しゃがんでみてる
汽車はもう出ようとしてるのに
窓から月が射す夜は
幼ない日の春の道は桜の
北行き船のくもった窓ガラス
ぼくの部屋の夕暮れは
通り過ぎた雨に細い肩を
目の前の砂時計をうら返せば
夕日の消え色美しく終わって
恋それがとてもはかないもの
振り向きもせずに男は去った
星がきれいねとっても近く見える
そのうちぽつりぽつりと
ふと言葉がとぎれたとき
愁いを残して夜汽車は南へ
夜の国道雨まじりの霧の中を
幼ない頃の想い出を
いつもの様に朝が来て
小雨が窓をたたく日曜日の朝は