長山洋子 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
晴れた朝も雨の夜にも歩いた
生きるも果てるも
あの世に届く川ならば
色は匂えど散るさくら
あなただったのね胸のいたみは
はなれた月日を
あなたの指が奏でる音は
なぜかしら私雨おんな
身丈に合った人ではないと
女にゃ見えない夢追って
流れる雲はどこへ行くのだろう
嘘でしょあなたにいい彼女いる
旅の終りの宿に来て
お許し下さい悦楽の園に
意地で咲かせるこの世の花は
紅くさやかに実を結ぶ
花のお江戸の日本橋
あしたの天気と人生は
お江戸はヱ神田のヱ
赤い煙突目あてに行けば米の
一つしかない命を賭けて
この世に生まれたときは
馬の背のよな峠を越えて
木枯らしに飽きて 夏の日差しが
悲しいのでしょうと夢の中
木曽のナー仲乗りさん
雲にのりたいやわらかな雲に
ランプがゆれる馴染みの店じゃ
じゃあね又ね今度ねきっとね
あなたの為に咲いている
苦労 くの字に小枝を曲げて
倖せにしてね少しだけで
去年のあなたの思い出が
雪は下から舞い上がり
でもねあの人悪くないのよ
ドキドキするからね杖つく母が
駒の名前もその数も
羽を痛めて飛べない連れを
雲の切れ目が縁の切れ目か
誰にも言われずたがいに誓った
どこ行くあてもなく旅立つ時は
ハァ〜ひとつ唄いましょ
惚れた男のみる夢を一緒に
明日がいよいよ最後ねと
まさか別れが来るなんて
待ちます耐えます
一生日陰の恋でもいいと
しあわせほしがる 女の胸を
渚のカーブ走る横顔が少し遠い
夜明け前博多の男が
想い残しと飲み残し
海の青さに空の青南の風に
生命を燃やす季節は短い
もしも言葉のない時代なら
コンコンおいらは深川稲荷
二度と恋はしないと別れに思うの
あなたのコトバがトゲを刺す
手酌のお酒に酔うよりも
ほっとしてください
男の運が悪いのか男を見る目
松江お城のぼんぼりがひとつ
ねぇママせかいでいちばん
どんな別れが待ってても
鴎をつれて岬の端を
だってあなたに似てたんだもの
苦労かくごとおまえは笑って
過去のことなら捨てました
北向きの枕で両手を
薩唾峠でため息一つ
海は荒波潮風受けて
一雨来そうな盛り場通りふるさと
日暮れて鳥は巣に帰り瀬を行く
バスを降りると一本の
駄目よできないの忘れるなんて
私が生まれて育ったところは