都はるみ - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
Dream あの頃は夢はまだ小さくて
おねだりを三度もされたから
命重くて闇に包まれ
瞳こらせば金色の小鳥の舞いが
傘はあなたがさしかけて
さあさ皆さま恋した時は
何度も喪失があったから
三日おくれの便りをのせて
悲しみが胸にあふれたまらなく
いつまでもいつまでも
場末あたり掛かりそうな
明日のことさえわかりはしない
あなただけよとすがって
うんぷてんぷの世の中だって
青い空の向こうにはしあわせ
ひとりで生きてくなんて
肩が濡れるよ車が通る
かがり行燈衣越しに
精進おとしの酒をのみ
男じゃないか…元気を出しなよ
別れることは死ぬよりも
さいはて本線そこから
紅殻格子に積もった雪を
両手にて君が冷えたる頤を
あなた変わりはないですか
人の世の夢にはぐれて行きくれ
さみしさのつれづれに
春爛漫の嵐山 落花の雪に
負けないで生きてゆこうねと
死ぬなんてわたしバカですか
赤いランプがもうこれきりと
櫻 れんぎょう藤の花
しあわせになりたいなァ
真綿色したシクラメンほど
きりのない夢にそっと幕を
残照の光の海を二人行く
さよならさよなら元気でいてね
約束もなく日が暮れて衣笠山に
死んじゃいやですバカをいうなよ
勢いだけで一緒になった
あなたは星愛の星
浴衣のきみは尾花の簪
風に吹かれてはじけてとんだ
心こんなに寒いわ
あなたが春ならわたしは桜
破れ傘でもふたりでさして
夜霧が流れる狸穴あたり
小雨がそぼ降る道頓堀に
逢ったときからわかっていたの
いつも群れ飛ぶかもめさえ
咲き誇る夢散り急ぐ花この世で
雨が降ったら傘さしかけて
俺が選んだ女だよ母さん
時代おくれの男の匂い
悔いのない人生を送りたいと
ここで逢ったが百年目千年目だヨ
小石につまずき足を挫けば
遥かなる山よ河よ
溜息つくたび光るよな迷い螢
風がガラス戸揺するたび
こんな悲しいこんな悲しい
ムカシムカシそのムカシ
この坂を越えたなら
いつの日か忘れかけていた
歩いて歩いてここまで来たわ
六月六日私は六歳バレエと
君は日に日に綺麗になるねと
好きだから櫻の下で
だますつもりはあゝなかったと
もう逢うまいと誓ったくせに
夜の酒場の赤い灯が