美輪明宏 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
生まれた時から目出たい人生
アカシアの雨にうたれて
夕焼小焼の赤とんぼ
雨よふれふれなやみを流すまで
秋の色哀しそはうす紫よ二人で
暗い浮世のこの裏町を
涙じゃないのよ浮気な雨に
夜の銀座は七いろネオン
アカシア並木の黄昏は淡い灯が
さあ着いたぞおまえが生まれた
今日でお別れねもう逢えない
何気ない夕べのひと時
青い青い月の夜に二人手をとり
山の淋しい湖にひとり来たのも
波も高く荒きさいはての磯に
ながす涙も輝きみちし
若者と娘はひと目で恋をした
世界の都でどこよりも
青い海辺に白いスポーツカーを
久留米絣の藍の匂いに思い出す
赤い花なら蔓珠沙華
川は流れてどこどこ行くの
さあもういい子だから涙を
やるせない風が湯上りの肌を
星の流れに身をうらなって
これはこの世のことならず
空は暮れて丘の涯に輝くは
あきらめましょと別れてみたが
窓を開ければ港が見える
月が鏡であったなら