石川智晶 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
そんじょそこらの流儀など
あなたが大事にしてた青い
誰かを永遠に失ったことなんて
小さな手と大きな両手で庭の隅
道しるべとなる枝をくわえて
本棚の一番上に静かに
あなたの胸にいつも揺れてる
純真さがシンプルな力に変わる
どこからか拾ってきた細長い枝
この世界の単なる敗者で
Vermillion僕らは生きることに
部屋の隅に落ちていた古びた
青の中の青青そこでしか
あの時最高のリアルが向こうから
またイヤホンからまってる
光に包まれ無数の花たちは
僕の心が見えるだろうか?
僕が僕を動かしてるってこと
オルゴールが途切れても
部屋の明かりもつけずに青白く
スイッチが入ったら世界の
枯れ葉がまだらに浮かんで
それは瑪瑙の瞳重なる気配を
愛されたいと望んでいるヒトほど
それは紛れもなく選ばれし者の
心と体が追いかけあう切なさは
頬杖ついて溜息をひとつ
繰り返し耳打ちしてくる
このところ続いてる長雨が
不完全燃焼なんだろ
ほら僕の空に季節はずれの雪
夜に桜が白く浮き立つ君を
誰かが息をするたびに
ちいさな傷の埋め合わせを
余計な戯言浮かばないほど
あなたの背中に羽を見る
小さな椅子が倒れたまま
右から3番目に並ぶよくある
柔らかな後れ毛は日溜まりの