石原詢子 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
粉雪舞い落ちる海岸通り
ひとり恋化粧ときめくこころで
アカシアの雨にうたれて
愛の荷車ふたりで引いて
愛の荷車ふたりで引いて
逢うも別れも人の縁
愛しちゃいけないあなたに
やりたいこともあるだろに
お酒並べてあなたの分も
下へ下へと根を伸ばし雨風嵐に
むせび泣くよに降る雨が
髪をとかせばあなたの匂い
他人には見えないあなたの心
夢の大輪花火にのせて
夢という名の女の人生)に
夢のようですあなたと二人
倒れた徳利とこぼれたお酒
着物姿がよく似合う
あなたと過したみじかい春も
めでためでたの夫婦の門出
お前は花なら白ぼたん
なぜ好きなのかわからない
うわべばかりで恋した頃じゃ
風にもつれて海猫鳴けば
ほれてほれられてふたりに
渇いたままの唇に散るは涙か
待てど暮らせど戻らぬ人を
捨てないで捨てないで
雨のしずくは切れるけど払い
伊吹おろしが刺すよに
淋しいとあゝ言えないで
月は東に日は西に
空を押し上げて手を伸ばす君
沖のかもめが別れをせかす
幾つになろうと女の胸は
風が髪をそっと撫でる
傘に寄りそう温もりが夜の夜道に
身を切る冷たさ世間のつらさ
逢いたさを手酌の酒に
白い花びら木曽揖斐川に
この身を裂かれても
あれは真夏の三月月の夜
お酒にすがる悲しさをきっと
あの人を連れて連れて
あの町この町流れてきたの
赤いリンゴに唇よせて