田川寿美 - 歌詞一覧 - 2ページ目 - 歌詞Tube
裾をはねあげて傘を
紅を拭きとるグラスの淵に
道に咲いてる名もない花にも
北鎌倉の改札出たら
海峡わたる海鳥は傷つきながら
ひとり飲む酒身を知る酒よ
聞いてくださいわたしの胸の
菜の花咲いてまたひとり
生きてあなたを 恨むより
ひとりで行かせてこの奥山は
ねんねんころりと流れる声を
こころが冷たいなみだが苦い
水の鏡を朱に染める
北の海は荒れて波の
二度と逢えない
行かないで…行かないで一人じゃ
連れて行ってと云えないまゝで
あなた何処にいるの心が
夏に旅した海の町今日はひとりの
カモメ鳴く度心が時化る