渡哲也 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
背中まるめて飲む酒に
この指泣いてかんだやつ
弱いからだにかさねた
夢ものぞみもつまずくたびに
咲くなら咲け散るなら散れ
つぼみのままで夢は枯れ
汚れた女と目を伏せたけど
指で数えて想っても過ぎた
夢をともしにきたこの街は
飲みすぎたわけではないが
何をこんな遠く逃げて
昨日あの街こえてきた
いまでは指輪もまわるほど
心に燃える火はあれど
朝の別れがない国へつれて
しあわせうすい窓に灯りともし
アカシア花咲く街で
おれが死んだらしあわせな
泣きたくなったら泣くだけ
故郷さえ忘れたおまえと
こんな晩にはさびしそうねと
どうせ散るなら男桜恋も
この世に人は生まれ堕ちて
時の流れの向うがわ
何んのためにやすらぎに
都会 裏窓袋小路
しかたないじゃないか
ほおずきほおずきまだ
いつもおまえは微笑った
水にただよう浮草に
無理をするなよ上着の裾に
やりきれないよな淋しさに
あてもないのに夕げの支度
流氷の街の片隅で
親がいながら孤児にされて
誰かがささえてやらなけりゃ