清水博正 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
あなたたずねて出雲路ゆけば
夜の波止場にゃ誰あれもいない
ほれてほれてほれていながら
白い夜霧のあかりに濡れて
泣くなよしよしねんねしな
春の馬車が来る淡い夢をのせて
緑さやかな安曇野の仰ぐ
たまらなく逢いたくなって
情をかけてはずされてひょろり
潮来花嫁さんは潮来花嫁さんは
人の心のきれいな花を
晴れの門出のはなむけに
笛にうかれて逆立ちすれば
指をまるめてのぞいたら
こんな淋しい田舎の村で
嬉しがらせて泣かせて消えた
山が時雨れりゃ里は暮れ
島へ寄らずにこのままゆこか
波の背の背にゆられてゆれて
春には柿の花が咲き秋には
母は来ました今日も来た
白樺青空南風こぶし咲く
恋とゆう奴あどえらい奴だ
いのち一筋芸一筋で勝つか
海をへだてた二つのこころ
松風騒ぐ丘の上古城よ独り
親のない子は雀と遊べ
誰が名付けた上州松五郎と
山の向うも山だろか
わらにまみれてヨー育てた栗毛
花摘む野辺に陽は落ちて
月がとっても青いから
恋の涙か蘇鉄の花が風に
紅いマフラーをいつまで振って
南部盛岡雫石思えば遠い
雪どけ水の音さえて
真帆片帆歌をのせて通う
おやじみたいなヨー酒呑みなど
髪のみだれに手をやれば
なぜか忘れぬ人故に
つれて逃げてよついておいでよ
夕焼け雲の空遠く
伊豆の山々月あわく灯りに
名残りつきないはてしない