永井みゆき - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
春夏秋冬風受けて
そよ風に揺れている花びらのひとつ
はじめて逢った逢ったその日から
別れはすませたひとだから
あなたに注がれて飲んだ日の
あなたあなたあなたの
あなた忘れるはずなのに
窓に汽笛がしぐれる夜は
とーんとご無沙汰 ご贔屓様よ
おしゃべり夜風に誘われながら
水に七色ネオンの街は
人の運命の綾見るように
京都はいまごろ雪ふる頃か
好きになるんじゃなかったと
あなた追いかけ降り立つ駅は
氷雨が窓に降る夜は
言い訳ばかりがめだちます
風がひゅるひゅるこの胸
銀杏並木に噂のつばめが飛んで
誰かの身代わりそれもいい
背いた貴方を恋しがる弱さ
飲ませてごめんと言うあなた
恋を失くした女はなぜか故郷
誰を探して啼く浜千鳥啼けば
初めて履いたカンジキに
岬はるかに船がゆく
今日から俺のおまえだと
浜風吹くたび稲穂も揺れて
頬を優しく濡らすのは雨も吐息の
仲のいい夫婦を世間では
昔恋しい深川は江戸の気分が
都会のくらしに心がやせて
花咲く春も凍てつく冬も
かもめなぜ鳴く波の上
ひょんなことからひとの縁
どうぞ私に下さいますか長い一生
あなたの胸に抱かれると春の
酒の優しさぬくもり借りて
好きと言われて傘の中