水沢明美 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
男だまって酒のむ夜は
酒にのまれてわたしを
この舟でもひとつ荒波を越えた
他人にゃ見せない弱気と涙
人並みの暮らしより
昨夜他人でなくなって
女だてらに両肌ぬいで
地鳴りが戸板を叩くから
あの道この道肩組めば
あぶく銭より天下を取ると
惚れたお前のその笑顔
大間汐首貴方の面影を映す
瀬戸のかもめが日暮れに啼けば
焼売つついてやけ酒あおる
鐘が鳴ります愛染坂で
泣酒川生きるこの世の波風に
しんどい時ほど笑ってみせる
肩が濡れてる冷たかないか
あたしが芯から惚れたひと
忘れられない背中のぬくみ
あの坂この坂ふりむけば
夢の一文字心の傘に我慢
可愛い娘も嫁にゆき
二年ぶりに故郷の乗り合い
親にもらった躰を泣かす
岩木おろしがヨー
忘れた事など一日もない
ジャンと半鐘が鳴りだしゃポンと
寒くないかと上着を脱いで
一に一たしゃ二になるけれど